パーティクルセンシングモニター
（空気清浄度管理、異物対策、
労働安全衛生管理）

生活用品や食品、自動車や薄型テレビ、電子部品、電池材料など、さまざまな分野で機能性フィルムは使用されています。フィルムの製造工程では、外観不良の原因となるため、数十μmサイズの異物（コンタミネーション）の付着を避ける必要があります。また、フィルム自体の性能不良に繋がる微粒子（0.3/0.5μm）の付着対策が必要な工程もあり、フィルムの種類やその用途によって、様々な管理が必要となっています。

機能性フィルムは、上述の通り、異物付着の対策としてクリーン環境で製造される必要があり、その空気清浄度はパーティクルカウンターを用いて定期的に計測するなどの日常管理が行われているのが一般的です。また、クリーンルームの中にできるだけ異物を持ち込まないように、材料の洗浄や作業員もエアシャワーを通るなどの対策も行われています。しかしながら、これらの対策だけでは十分ではなく、クリーンルームの清浄度管理に苦労されている事例が多々あります。

パーティクルセンシングモニターで微粒子や粗粒子を常時モニタリングしていただくことで、工程異常の早期発見にお役立ちすることが可能です。